当方頭痛持ちで、定期的にやってくる頭痛の原因の一つに部屋の換気の問題があるのではないかと思い、二酸化炭素濃度計を導入してみることにしました。ネットで探すとなんだかド派手に光るものとか品質管理に問題ありそうなものだったりばかりでしばらく二の足を踏んでいたのですが、ようやくニーズに合うものが見つかったので購入してみました。Housolution というメーカーの二酸化炭素濃度計です。Amazon で6千円弱でした。

ちなみに求めていた条件は以下の通りです。部屋置きなので、なるべく目立たず、設置しやすいものを探していました。

  • 光らない
  • 音を出さない(またはオフにできる)
  • NDIR 方式のセンサーである
  • センサーがある程度正確で、校正がやりやすい
  • 小型
  • USB給電式
  • 値段が手頃

パッケージと内容物

パッケージ

内容物

パッケージ、本体共にとてもコンパクトです(大きさ比較:iPhone SE2)。本体サイズは縦5cm x 横9cm x 奥行き5cm程度。付属物は USB ケーブルと説明書のみ。簡潔でよいです。

本体

正面

背面

蓋を外したところ

斜め上から

特筆するような特徴のないデザインですが、むしろシンプルでよいと思います。本体上部の穴が二酸化炭素検知口です。
本体正面はほんの少し傾斜がついていて、机の上などに置いて使う想定のようです。
単4電池3本でも動作しますが、NDIR センサーは電力消費が大きいらしく、電池での動作には不向きだそうです(Amazon の商品画像にも電池での利用は「オススメしない」と書いてあります 笑)。また、電池利用時には15分で自動的にオフになるとのことです。
裏蓋にはかわいい二酸化炭素の濃度の指標図が描かれています。概ね 1000PPM を超えないように気をつけると良いようです。

説明書

小さな説明書は6ページあり、表裏で日本語と英語に分かれています。簡潔で分かりやすい内容です(日本語が若干怪しいけど)。AAA電池というのは日本では単4電池のことですね。なぜこういうのってネイティブのチェックを通さないんでしょうかね…。

使ってみて

部屋の中でおもむろに電源を入れてみると、30秒の初期化後、いきなり 1000PPM オーバーの値が表示されて少し驚きました。我が家では24時間換気システムが常時稼働している上、窓を少し開けていたにもかかわらずです。窓を全開にして風通しのよいところに置くと徐々に下がっていき、20分程で 450PPM 前後に落ち着きました。少しでも窓を開けていれば常に換気できているものと思ってましたが、全然そんなことはないんですね。それに窓を大きく開ければ10分程度で空気は入れ替わると思ってましたが、それでも十分ではなかったようです。この辺りのことがわかっただけでも、購入の価値があったと思いました。

換気完了直後に約 450PPM だった二酸化炭素濃度は、1時間後には約 870PPM まで上昇しました。ダイキンのサイトでは、換気の目安は「1時間に5〜10分程度」を書かれていますが、なるほどこういうことか、と実感しました。

総評

見知らぬメーカー製で不安もありましたが、シンプルで目立たず、余計な機能が無く、値段も手頃でよい製品だと思います。NDIR センサーは寿命が短いというような話も聞くので、また変化があったらここに追記しようと思います。

追記 2022.9.23

使用開始からひと月が経ちましたが、濃度計は問題なく動作しています。二酸化炭素濃度の確認は生活の一部になりました。部屋にいる人数や窓の開閉状態、活動時/睡眠時にとても敏感に数値が変化するので、精度は十分だと思います。あえて難点を挙げるなら、壁掛けにできないところくらいでしょうか。頭痛の頻度もいつもは2週間に一度はありましたが、このひと月では1度で済んでいます(それも明らかに目の疲れからくるもの)。少々値段はしましたが、買ってよかったです。