先日のランニングで見事に太腿が筋肉痛になったので、回復を待って再開しました(まだ筋肉痛を感じられる体でよかった)。この際自己流のランニングも見直そうと思い、スロージョギングの考案者で運動生理学の教授、田中宏暁氏の「ランニングする前に読む本」を購入。これによると、

  • 話しながら走れる楽なペース(正確には心拍数が138-年齢÷2の状態)を保って走る
  • フォアフット(足指)で着地する

というのがポイントのようです。いつものペースで走ってみると、心拍数は軽々と150を突破してしまい、負荷が高すぎていたことがわかりました。走るどころかちょっとした上り坂を歩くだけでも目安の心拍数を超えてしまうので、いかに体力が落ちていたかを痛感させられます。自転車旅行をしていた頃など今は昔。ちょっと走っては歩き、走っては歩きを繰り返して、目安の心拍数を保てるペースを探しただけで今日のランニングは終了。フォアフット着地は慣れるまでかなり時間がかかりそうで、明日はふくらはぎが筋肉痛になる予感がします。自分にとってランニングはダイエットや筋力トレーニングのような厳しい目標ではなく、できれば楽しんで体力づくりをしたいという程度のものなので、のんびり取り組めそうなスロージョギングは自分に合っていそうな感じがします。

ちなみに購入した本はスロージョギングをわかりやすく解説しているだけでなく、田中教授の温和な人柄が伝わる、運動が苦手な人でもこれならやってみようかな、と思えるであろう優しい語り口で、読んでいて心地よいです。Kindle版で読んでいますが、読み終わったら書籍版も買って人に勧めようかと思います。