敏感すぎるあなたへ」のテンセンテンス法トレーニング7日目。

テンセンテンスの書き直しが思うように進まず、仕方ないので1つ目に戻ってやり直しています。同じ内容をイメージすると飽きそうなので、イメージする舞台を変えてやってみています。そこで改めて思うことは、「自分は本当にそのことを望んでいるのか」ということです。本を読んで、トレーニングをするためにひとまず書いてみた「自分の望み」ですが、それが本当に自分のしたいことなのか、それとも人に刷り込まれたステレオタイプな「幸せな人生」なのか、少し疑わしく思ってしまいます。

表題の本の著者によると、何かを決心したときに、それが心の声なのか、理性の声なのか判別する指標は

心の声は理屈抜きだが、理性はいつも理屈を言う。(P.48)

とのことです。

きっと子供の頃は、自分自身が心の声と一体で、あえて聞こうとしなくても自然に心の声に沿った行動をしていたのだと思います。理性が身につくにつれ、社会的な行動を自分に強いるようになり、心の声を聞くよりも理屈を並べることを優先してきた結果、いつしか心の声が聞こえなくなってしまったのでしょう。でも、本当はいつもそこにいたのです。

再び自分の心の声を聞けるようにならなければいけません。何かを決心するときに、少し立ち止まって、そのように努めてみたいと思います。