敏感すぎるあなたへ」のテンセンテンス法トレーニング20日目。

今日は、よい眠りを得て気持ちよく目覚める旨のセンテンスをトレーニングしました。自分の睡眠に問題があるわけではないですが、願いとしてのテンセンテンスが叶っていくのなら、生活の基本的なことの質を高くすることから始めたほうがいいのではないかと考えました。ただ目を覚ますという場面だけでは五感それぞれを使えないので、目覚めて気持ちよく過ごす様子を想像しました。

ザ・ワーク」の取り組みでは、非常に大きな気付きがありました。それは、他者への不満というのは結局、自分自信への不満の投影であって、その根には自己愛の欠落があるということです。自分自身で自分を愛してやれることができないので、他者に愛してもらいたいと考えるのですね。でも、自分で自分を愛することができるのなら、わざわざ他者にそうしてもらう必要はありません。それに、他者が自分を愛するかどうかはその人が決めることであって、自分が他者の行動を決められる(決めたい)と思うことは、現実に即していません。現実に即してない、実現できないことをしようとしているところに苦しみがあるのですね。

ワークをしていると、次から次へと自分の問題が見つかって、際限がないようにも感じられます。でも、からまった糸を少しずつ解きほぐしているような実感もあります。簡単ではないですし、時間もかかりますが、一生懸命に取り組む価値のあるものだと感じています。

また、何度も4つの質問に答えているうちに、ふと心に浮かんだ自分の考えに対しても、立ち止まって質問を投げかけていることに気が付きました。考えというのは頭の中に次々に現れますが、根拠がなかったり、偏ったものの見方に根ざした考えであることが往々にしてあります。「わたし」は考えの内容にかかわらず、すぐにそれが真実であると思いこみ、執着してしまいがちなようです。4つの質問は、自分の考えを理性の光で照らし出して、現実に気付くための道具と言えるかもしれません。

昼過ぎ、母の日のプレゼントを渡しに来た姪っ子たちと少し遊び、前から買おうと思っていた画材を注文しました。今から届くのが楽しみです。