敏感すぎるあなたへ」のテンセンテンス法トレーニング10日目。

依然、テンセンテンスの書き直しが進んでおらず、以前書いたものから選んでトレーニングをしています。自分にとって素晴らしい人生とは何か、真面目に考えたこともなかったので、改めて問われてみるとなかなか言葉が出てこない、というのが正直なところです。今まで、やりたいことや夢なんて無いけど、まぁいいだろ、くらいに思っていました。夢を持って、それに取り組める人というのは限られていて、自分はそういう類の人間ではないと考えていました。そうしてのんびり過ごし続けて、自分と向き合うことから逃げ続けてきたけれど、結局は人生に追いつかれてしまったということなのかな、と思います。自分と向き合うのが辛いので、テンセンテンスの書き直しも捗らないのでしょう。それを書いてしまうと、そのために行動しなければならなくなるから書きたくないのですね。理想的な生き方と今の生き方がどれだけ違うかわかってしまうから、取り組みたくないのですね。

毎日同じことをしていて、今日こそは日記に書くこともないなぁ、と毎回思いながら書き始めるのですが、書き始めてみると自分でも意外なほど書くことが出てきます。そして書きながら、自分が本当はどう思っていたのかということに気が付きます。私にとって日記を書くことは、自分自身との対話になっているようです。

昨夜、ある出来事があって、自分の心の声を意外な形で知りました。その声から、自分が本当はどうしたかったのか、ということも少し知ることができました。それがトレーニングの影響かどうかはわかりません。ただ、少なくとも自分と向き合う時間を設けた結果ではあると思います。

今日は朝から頭痛が辛かったのですが、気分は比較的良かったと思います。母と近所のレストランにランチに出かけて、帰りは一人で神社に寄って帰りました。楠の大木は新緑が美しく、もうすっかり初夏の装いです。