Shigeru Hasegawa

新型コロナウイルスについてのまとめ

新型コロナウイルスついて自分なりに調べてみたことをまとめておきます。

社会的な対応はどうあるべきか

新型コロナウイルスに対する社会的対応の舵取りは、経済と感染拡大の間の微妙なバランスが求められる非常に難しい問題です。

新型コロナウイルスに対する対策は微妙な手綱さばきが求められます。緩めすぎると感染者の急増と医療崩壊を招きます。締めすぎると、休業自粛をお願いしている方々の生活が崩壊し、また抗体を持つ人の数がなかなか増えないため、第3波、第4波に対して脆弱になります。 (山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信より)

このため、「医療崩壊をおこさず、かつ経済崩壊も起こさない」バランスとして、山中教授は以下の指標を掲げています。

一人から何人に感染が広がるかを示す実効再生産数(Rt)を1未満で維持すること

実効再生産数が1未満の状態を続けられれば、収束に向かっていると言えることになります。日本の現状の把握には、東洋経済が公開している新型コロナウイルス国内感染の状況がわかりやすいです。これによると全国の実効再生産数は5月中旬に0.5まで下がったものの、以降は増加を続けており、7月3日現在、1.51まで上昇しています。感染者数は増加を続けていることは明白で、より強い感染対策が求められます(ただし経済的な支援が伴わなければ成果は上がらないでしょう)。

発生源と問題の根幹

中国の野生動物市場

問題はどこにあるのか

参考
Gigazine - なぜ中国の市場から世界中に脅威を及ぼすウイルスが広まってしまうのか?

更新履歴
- 2020.7.1 初出
- 2020.7.3 パーマリンク変更、社会的対応について加筆

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